あぁるぴぃJRPSちば会報151号
■ 投稿
★ロービジョン川柳&俳句
担当 中野
今号は俳句作家、優勢です。初めての方もお迎えし、うれしい限りです。
それぞれ句会に入っておられ、日々精進されておられるようです。
しかも、その中のおひとりは「おーい お茶」のペットボトルに印刷されるほどの優秀作で、このお茶が1ケースいただけるとのこと。素敵な副賞ですね!
次回は4月号に掲載予定です。来年3月5日までに投稿お願いいたします。
季語は【冬の季語】【春の季語】として、書き出していただけると、嬉しいです。
☆ロービジョン川柳
ペンネーム:青色吐息
・久々の ルージュに時の 流れ知る
【解説】
マスクをはずし、化粧ポーチの口紅を探す。
コロナから解放されたことを思う。
・ヘルプミー どちらに求む 機械か人か
【解説】
片手に便利な機械を持ち、もう片方に人の腕がある。こんな時、つい人の腕を借りてしまいがち。こんな私でいいのだろうか?
・「光る君へ」 無音の演技 いかばかりか
【解説】
今、NHKの大河ドラマ「光る君へ」で、BGMもなく、衣擦れの音もなく、まして台詞もない時がある。いったいどんな演技で画面をうめているのか。
妙に、想像力を掻きたてられ、これもいいかなと思う。
☆俳句
ペンネーム:秀坊
・列島に 龍の逆鱗 秋出水
【秋の季語】 秋
・脱ぎ捨てた 小さき泥靴 草の花
【秋の季語】 草の花
子どもが小学校低学年の頃、花が好きだった祖母に学校帰りに摘んできた「猫じゃらし」を差し出したとき、笑顔で受け取り、後ろ手で捨てた様子がおかしくて作成しました。
・うつし世の 衣剥ぎ取り 枯蓮
【冬の季語】 枯蓮(かれ はちす)
・散紅葉 ひと日しじまの 美術館
【冬の季語 散紅葉(ちりもみじ)】
ペンネーム:うのはな
・口だけで 伝える地図や 秋の風
【秋の季語】 秋の風
この句、おーいお茶新俳句大賞の佳作特別賞に選ばれました。
ペットボトルに俳句が載ります!
観光地に住んでいるので、よく道を聞かれるのですが、時間がなくて親切に応えられない時があります。それを季語「秋の風」で表しました。
・歌少し 苦手な人と 落葉道
【冬の季語】 落葉道(おちばみち)
落葉でいっぱいになった道を敢えて歌の苦手な人と歩く。そのようなこと実際にはしませんが、落葉道は力いっぱい歌って歩いてみたくなるほど、風情を感じます。
ペンネーム:友酒(ともき)
・ダリ造る 溶ける時計や 残暑なほ
【秋の季語】 残暑
諏訪湖畔の美術館に、ダリが作ったブロンズ製の「溶ける時計」が展示されていました。長い残暑の日々でした。
・バスを待つ 仙石原の 枯野かな
【冬の季語】 枯野
箱根の仙石原でバスを待っていると、目の前に枯れススキの荒涼とした枯野が続いていました。
問い合わせ先 中野 senryuu@crp.jp
★みんなの広場
今年から、柏サロンに参加させていただいていますmです。私の父は内臓の病気の治療中、眼底出血がおこり両目の視力をあっという間に失いました。母が網膜色素変性症と診断されたのはそのあとです。
こんなことってあるんだな。嘆きと戸惑いの日々が私に教えてくれたのは、今できることは全力でするしかないという気持ちです。喪失感の中、出会ったのは趣味の絵手紙。絵をかくことが好きな理由もありますが、ポジティブな言葉を人に送ろうと考えているうち、元気になる自分に気が付きハマっていきました。視力は徐々に落ちてきていますが、なんといっても「へたでいい、へたがいい」自分らしさと向き合う時間を楽しんでいます。
また、両親の介護をきっかけに取得した資格をもとに、高齢者施設で話し方を勉強中、とにかく話し上手になりたいと思っているのです。聞き上手でなければいけないのは勿論ですが、利用者様の気持ち、その場の空気を読んで機転をきかすのは、なかなか難しいです。とんとんとテンポよくエピソードトーク、あらあらと失敗談を織り込み、利用者様を笑わすことができたら、その日1日はうれしくて、うれしくて。「何より大切なのは日常だな。どんな些細なことでも面白さを感じられてこそ幸せなのではないか。」と、この仕事をしていて感じます。
【ウィリアム・ジェームスの言葉】
「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ。」
さあ、明日はどんな日かな?
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